2014年10月15日
コンプレッションタイツ その1
ダイエット目的などで走り始める人の多くは,それまで走ったことがないか,長期間走ることを休んでいた人が多いと思います。
かくいう私もその一人です。
高校時代は陸上部(中長距離)に在籍していたものの,大学,社会人とほとんど主体的に運動をしないまま,30年近くがたちました。そろそろお腹周りのぷよぷよが邪魔になったので,それならば走ろうと思ったところ…。
確かに,陸上経験者で,高校時代の貯金で20代のころは,そこそこ運動もできたのですが,いつの間にか貯金はすっからかん。でも気がつかずに…という,まるでバブルの頃羽振りが良かった人の転落人生のような状況を再現するかのように…。
走り始めて,1週間程度たった頃,昔の感覚で走っていると,左足ふくらはぎに違和感が。まあ,昔もよくあって,走っているうちに何とかなったよねと思っているうちに歩くのもしんどくなるほどの痛みが。
(診断)左足ふくらはぎ肉離れ,全治3週間(by 整形外科医)。
もちろん3週間たてば,高校時代のように走れるというわけではなく,再開してもたびたび故障箇所に軽い痛みが…。こうなってくると,走るのもおっくうになりがちですが,お腹の脂肪は待ったなしです。
そこで対策を2点。
一つは今回はスルーしますが,靴に新戦力。高校時代に愛用していたブルックスというメーカーの初心者向けフラッグシップを投入。これで足にかかる負荷を軽減。
もう一つが,今回の話「コンプレッションタイツ」の投入です。
両方会わせて購入価格1万5000円の物量作戦(実際には,靴は4年ほど前ジムトレーニング用に買ったものをランニング用に下ろしただけですが)。
おかげで,8月中旬の復帰後,大きな怪我をせず順調に距離とタイムを伸ばせております。
まず,初心者あるいはブランクのある人で,昔とは足にかかる負荷が(かなり)増えた人が走るならば,足を守る「道具」が必須だと思います。今回はこの話です。
さて,コンプレッションタイツの話です。
一言にスポーツ用タイツといっても,機能的にはいくつかのものがあります。
(1)単に保温のためのもの
(2)一定程度の締め付けで血行・姿勢を良くするもの
(3)関節・筋肉等のサポート機能を入れて,故障を防ぎ運動効果を上げるもの
もう少しいろいろな機能の区分がありますが,私の調べた中では,だいたいこんな辺りに大別できます。コンプレッションタイツとは,(2)や(3)をいいます。((3)のみをいう場合もあり)。
足の故障の不安を抱えた人は,間違いなく(3)を履いて走るべきです。私の場合,故障明けで正直8キロ走ると痛みが走っていたのが,これを履いただけで,20キロ程度走ってもほとんど痛みが発生すること無く走れるようになりました(個人の感想で一般的な効能は保証しません…)。どこかのインチキCMのようですが,体験談です。
…でもお高いんでしょ?
はい,高いです…。正直布きれ一枚に,しかも実質下着に1万円を超える大枚を払うなどというのは,女性の方はともかく,ほとんどの男性にとっては「あほか?」と思えるかと。
しかし考えてみてください。タイツ履かずに走って,故障して整形外科に行ってレントゲン撮ってもらって,たいして効かない薬を処方してもらって3割負担だとしても幾らかかります? それも,たびたび繰り返すとなると…。むろん治療期間中は運動はできません。故障箇所をかばって無理に走れば別のところを痛めます。その内ダイエット目的もどっか行ってしまいます。
1万円,何時準備するの? 「今でしょ!」
さすがにネタが古いですが,個人的にはそれくらい効果がはっきりしてびっくりしました。
さて,では,どのメーカーのがおすすめかという話です。
巷でのおすすめはなんといってもワコールのCW-Xシリーズです。この分野の草分けですし,イチローも使っているとかの宣伝文句は魅力的です。
それから,ランナー御用達といえばアシックス。ランニングシューズシェア世界ナンバーワンはダテではありません。

マイナーですが,これも先輩ランナーでおすすめされる方が多いSKINS。
この3社のうちで選んでおけば鉄板です(当社調査)。実際すれ違うランナーの人でタイツをはいている人も,たいがいはこの3社のうちのどれかっぽいです(あんまりじろじろ見てると,不審者になるのでぱっと見ね,ぱっと見。)
ただ,間違えてはいけないのは上にも書いたように,一言で「スポーツタイツ」といっても,機能によって効能が全然違うということ。同じメーカーであれば安いのでいいやは禁物。きちんと必要な機能をサポートしているかが肝心です。
さあ…。でもやっぱり財布が…。しかも,今後続けられるかどうか心許ない身としては,もし,続かなかったら,1万円超の江頭2:50コスプレだけが残って切ない気持ちになりそうです。
http://777news.biz/n/2012/11/27/17867
そんな方に朗報! というか,自分自身がそんな高いのなら,怪我をしそうになったらすぐやめた方がいいやと,やけ酒をあおっていた頃,子供のサッカー用具を買いに近所のスポーツDEPOにいったところ…。
アルペングループさんは,貧乏ランナーに優しい! 貧乏ファミリーキャンパーにも優しかったけど,なんというか,全般的に優しい! スポーツDEPOさんの成分の半分は優しさでできているんじゃなかろうかと思います。「D」とか,「P」とか,優しそうですもんね。
さて,何処が朗報かというのは,待て,次回日記(多分)。
※ もちろん,いつ書かれるかわからない朗報を待てなくて,上のアフィのナチュラムさん,アマゾンさんで買ってもらっても私としてはうれしいですのよ^^ というかお金に余裕があれば,是非買ってください。間違いなく,先輩ランナー達がおすすめの良い品ですので,そこは問題ないです。私の財布も潤います(キッパリ!)。
かくいう私もその一人です。
高校時代は陸上部(中長距離)に在籍していたものの,大学,社会人とほとんど主体的に運動をしないまま,30年近くがたちました。そろそろお腹周りのぷよぷよが邪魔になったので,それならば走ろうと思ったところ…。
確かに,陸上経験者で,高校時代の貯金で20代のころは,そこそこ運動もできたのですが,いつの間にか貯金はすっからかん。でも気がつかずに…という,まるでバブルの頃羽振りが良かった人の転落人生のような状況を再現するかのように…。
走り始めて,1週間程度たった頃,昔の感覚で走っていると,左足ふくらはぎに違和感が。まあ,昔もよくあって,走っているうちに何とかなったよねと思っているうちに歩くのもしんどくなるほどの痛みが。
(診断)左足ふくらはぎ肉離れ,全治3週間(by 整形外科医)。
もちろん3週間たてば,高校時代のように走れるというわけではなく,再開してもたびたび故障箇所に軽い痛みが…。こうなってくると,走るのもおっくうになりがちですが,お腹の脂肪は待ったなしです。
そこで対策を2点。
一つは今回はスルーしますが,靴に新戦力。高校時代に愛用していたブルックスというメーカーの初心者向けフラッグシップを投入。これで足にかかる負荷を軽減。
もう一つが,今回の話「コンプレッションタイツ」の投入です。
両方会わせて購入価格1万5000円の物量作戦(実際には,靴は4年ほど前ジムトレーニング用に買ったものをランニング用に下ろしただけですが)。
おかげで,8月中旬の復帰後,大きな怪我をせず順調に距離とタイムを伸ばせております。
まず,初心者あるいはブランクのある人で,昔とは足にかかる負荷が(かなり)増えた人が走るならば,足を守る「道具」が必須だと思います。今回はこの話です。
さて,コンプレッションタイツの話です。
一言にスポーツ用タイツといっても,機能的にはいくつかのものがあります。
(1)単に保温のためのもの
(2)一定程度の締め付けで血行・姿勢を良くするもの
(3)関節・筋肉等のサポート機能を入れて,故障を防ぎ運動効果を上げるもの
もう少しいろいろな機能の区分がありますが,私の調べた中では,だいたいこんな辺りに大別できます。コンプレッションタイツとは,(2)や(3)をいいます。((3)のみをいう場合もあり)。
足の故障の不安を抱えた人は,間違いなく(3)を履いて走るべきです。私の場合,故障明けで正直8キロ走ると痛みが走っていたのが,これを履いただけで,20キロ程度走ってもほとんど痛みが発生すること無く走れるようになりました(個人の感想で一般的な効能は保証しません…)。どこかのインチキCMのようですが,体験談です。
…でもお高いんでしょ?
はい,高いです…。正直布きれ一枚に,しかも実質下着に1万円を超える大枚を払うなどというのは,女性の方はともかく,ほとんどの男性にとっては「あほか?」と思えるかと。
しかし考えてみてください。タイツ履かずに走って,故障して整形外科に行ってレントゲン撮ってもらって,たいして効かない薬を処方してもらって3割負担だとしても幾らかかります? それも,たびたび繰り返すとなると…。むろん治療期間中は運動はできません。故障箇所をかばって無理に走れば別のところを痛めます。その内ダイエット目的もどっか行ってしまいます。
1万円,何時準備するの? 「今でしょ!」
さすがにネタが古いですが,個人的にはそれくらい効果がはっきりしてびっくりしました。
さて,では,どのメーカーのがおすすめかという話です。
巷でのおすすめはなんといってもワコールのCW-Xシリーズです。この分野の草分けですし,イチローも使っているとかの宣伝文句は魅力的です。
それから,ランナー御用達といえばアシックス。ランニングシューズシェア世界ナンバーワンはダテではありません。

マイナーですが,これも先輩ランナーでおすすめされる方が多いSKINS。
この3社のうちで選んでおけば鉄板です(当社調査)。実際すれ違うランナーの人でタイツをはいている人も,たいがいはこの3社のうちのどれかっぽいです(あんまりじろじろ見てると,不審者になるのでぱっと見ね,ぱっと見。)
ただ,間違えてはいけないのは上にも書いたように,一言で「スポーツタイツ」といっても,機能によって効能が全然違うということ。同じメーカーであれば安いのでいいやは禁物。きちんと必要な機能をサポートしているかが肝心です。
さあ…。でもやっぱり財布が…。しかも,今後続けられるかどうか心許ない身としては,もし,続かなかったら,1万円超の江頭2:50コスプレだけが残って切ない気持ちになりそうです。
http://777news.biz/n/2012/11/27/17867
そんな方に朗報! というか,自分自身がそんな高いのなら,怪我をしそうになったらすぐやめた方がいいやと,やけ酒をあおっていた頃,子供のサッカー用具を買いに近所のスポーツDEPOにいったところ…。
アルペングループさんは,貧乏ランナーに優しい! 貧乏ファミリーキャンパーにも優しかったけど,なんというか,全般的に優しい! スポーツDEPOさんの成分の半分は優しさでできているんじゃなかろうかと思います。「D」とか,「P」とか,優しそうですもんね。
さて,何処が朗報かというのは,待て,次回日記(多分)。
※ もちろん,いつ書かれるかわからない朗報を待てなくて,上のアフィのナチュラムさん,アマゾンさんで買ってもらっても私としてはうれしいですのよ^^ というかお金に余裕があれば,是非買ってください。間違いなく,先輩ランナー達がおすすめの良い品ですので,そこは問題ないです。私の財布も潤います(キッパリ!)。
2014年10月14日
ランニング用GPS あれこれ
ランニング・ジョギングの道具といえばシューズがメインですが,これは奥が深すぎるのと,私自身がまだそれほど語れるところにはないので追い追い。
まずは,今回ランニング・ジョギングを楽しく続けられた(まだ2ヶ月ですが…)要因となったGPS記録のお話しを。
GPSと聞いてまず頭に浮かぶのは,カーナビだと思います。カーナビには地図データがはいっていて,GPSの衛星(複数)から受け取った電波の微妙な差から現在地の緯度経度を割り出し,道路上をマッピングしていったり,あらかじめインプットした目的地への経路を計算してくれるものです。
ランニングソフトは,このGPSの現在地割り出し機能を使って,現在位置,走行経路,ラップタイム等を計測してくれるものです。
現在ランニング用GPSソフトを登載した主な電子機器としては,携帯電話(スマホ含む),GPSランニングウォッチの2つがあります。
私は,携帯キャリアがauなので,こちらを使っています。
https://run.auone.jp/
同様のソフトとしてソフトバンク・docomoでは
http://www.jognote.com/
※ 現在携帯電話で対応しているかは不明
GPSランニングウォッチに関しては,エプソン,ガーミンなど幾つかのブランドがあり,それぞれいろいろな機能があります。
https://runnet.jp/project/shop/special/gps/201402/
まずは,携帯(スマホ含む)とGPSウォッチとの主な差を。
(携帯のメリット・GPSウォッチのデメリット)
(1)新規の道具を購入する必要がない
・携帯電話さえあれば(スマホなら,アプリをダウンロードすれば)はじめられる。料金も無料設定からあり,ちょっとした操作だけで準備はほとんど不要。GPSランニングウォッチの場合,購入するには安いものでも1万5000円程度から。ボリュームゾーンが2万円台半ばと考えると,携帯の場合,参入障壁はないに等しい。
現在スマホも携帯も持っていないという人は少数派だと思うので,走ろうと思ったときにソフトを起動すれば良いだけの人は多い。
(2)建物内やトンネル内の位置補足に秀でている
・携帯電話のGPSは通常補助的に携帯電話アンテナからの距離・位置を割り出す機能がついていて,衛星の電波が入らない建物内などでもある程度正確な位置が把握できる。ビル街の合間など衛星補足が難しい場所でも比較的早く現在位置を割り出せたりする。場合によっては室内ランニングトラックなどでも有効な場合もある(必ずとは言わない)。なお,GPSランニングウォッチでも補助器具を使えば計測可能。ただし補助器具自体がそれなりのお値段がする。
(3)機種乗り換えでも従来のソフトが使える
・GPSウォッチの場合,メーカーによって使えるソフトが違うので,乗り換える際にはそれなりの移行の手順が必要だが,携帯の場合登録機種変更してメーカーやキャリアが替わっても,引き続き同じ設定で使える可能性が高い。
(4)その他の機能も併用可
・携帯で音楽を楽しむ人も少なくないと思うが,音楽を聴きながら走ったり,ランニングで気になった風景を写真に納めるなどのちょっとした楽しみも1台でOK。ハートビートセンサーなどのの機能がある機種もあり,ランニングウォッチだとその機能が増えるだけで数千円アップする機能も最初から備わっていたりする。
(5)思い立ったときにいつでも
・携帯電話は普通,たいていの人が肌身離さず持っていると思う。そうすると,ちょっと仕事の合間に時間ができてしまってウォーキングをしようと思えばすぐにでも計測ができる。GPSランニングウォッチの場合は,趣味の問題もあるとは思うが,どれもこれもデザインがおもちゃっぽいので,とても日常…ましてや仕事では使う気になれず,出先で思い立ったとしても使えないことが多い。ただ,今後せめてG-shockレベルのデザインのものが出るようになれば,そうではなくなるかも(個人的には,G-shockのデザインもおもちゃっぽいものが多いとは思うけど,それでも今のGPSランニングウォッチよりはマシ)。
(携帯のデメリット・GPSランニングウォッチのメリット)
(1)携帯は重い
・携帯電話はそれなりの重量になり,走るときにはポケットに入れたりそれなりのバッグが必要となる(ネックストラップでぶら下げ走るのは危険なだけでなく,誤計測の元に)。私は腕に巻くアームストラップをつけてこれに入れているが,落としたりすると悲惨なことにも…。一方でランニングウォッチはその名の通り腕時計なのでその通りの使い方をすれば,特に重い持ち物は必要ない。
(2)携帯は計測精度は悪い
・機種にもよると思われるが,携帯の場合,GPSの精度が低いことがおおい。これは電池の問題もあるが,GPSウォッチでは一般的機種であれば1秒~5秒に1回GPS衛星を捕捉,計算して現在位置を割り出しているが,携帯の場合にはこの10倍程度の時間に1回しか計測しない。そうすると正確な距離が測れない場合がある。わかりやすくいうと,一つ先の角を曲がっても,場合によっては,手前の角を曲がったように計測されることがあるということ。シリアスランナーにとってはこれでは練習にならない。もっとも,私のようにダイエットのためとか,趣味でという範囲では,特にこれくらいの精度でも問題はない。
(3)電話がかかってくる
・それ自体は問題ないのだが,携帯の機種によっては電話がかかってきたり,場合によってはメールの確認が取れるとソフトが中断される場合がある。気がつけばそこでソフトを再起動すればよいが,気がつかないと全く記録が残らないまま走っていることもある。あのガッカリ感は携帯電話ならでわ。もちろんきちんとバイパスされる機種もあると思うが,私のダメでした(笑)。もちろんGPSランニングウォッチには電話はかかってこない。
(4)電池が…
・携帯電話は,日常ではもちろん携帯電話として使う。そのため,走ろうと思い立ったときに電池残量が…ということもある。もちろんこまめに充電していれば問題ないとは思うが,走るとき以外はクレードルに乗せておいていつでも充電しているというGPSランニングウォッチとは使い方が異なるので,使うときにアウトという可能性はランニングウォッチに比べて高い。
あとは,とにかく今のGPSランニングウォッチのデザインはおもちゃっぽいのが多く,とてもではないけれども社会人がスーツに合わせられるようなものはほとんど無い。
個人的にはせいぜいエプソンのSF-x10シリーズぐらいがギリギリ許容範囲。ただ,あれをスーツの下につけている人を見たら,知らない人であれば,「どうしてUFOキャッチャーでとった時計を仕事に使うのだろう?」と思うのではないか?
というわけで,どんな人にそれぞれおすすめかといえば,こんな感じになるのではないか?
■携帯・スマホGPSソフト
・ダイエット目的で走る人
・高機能万歩計程度の目的で使う人
・スーツでも歩いてダイエットの人
・はじめようとは思うけど,すぐやめちゃうかもと思う人(私がこれでしたw)
■GPSランニングウォッチ
・マラソン大会に出ることを目的として走る人
・携帯・スマホでは満足できなくなった人
・高い買い物をして,後戻りできなくしようとする決意のある人
ちなみに,2~3日に1回10キロ程度,月間100キロ~150キロ,1キロ5分半くらいのペースで走る私自身は,大会を目標としないということもあって,携帯電話のGPSソフトで十分事足りています。
ただ,来年辺り,大会に出たくなったら1本GPSランニングウォッチを買うかなぁと思っています。それまで続けばですが…。
まずは,今回ランニング・ジョギングを楽しく続けられた(まだ2ヶ月ですが…)要因となったGPS記録のお話しを。
GPSと聞いてまず頭に浮かぶのは,カーナビだと思います。カーナビには地図データがはいっていて,GPSの衛星(複数)から受け取った電波の微妙な差から現在地の緯度経度を割り出し,道路上をマッピングしていったり,あらかじめインプットした目的地への経路を計算してくれるものです。
ランニングソフトは,このGPSの現在地割り出し機能を使って,現在位置,走行経路,ラップタイム等を計測してくれるものです。
現在ランニング用GPSソフトを登載した主な電子機器としては,携帯電話(スマホ含む),GPSランニングウォッチの2つがあります。
私は,携帯キャリアがauなので,こちらを使っています。
https://run.auone.jp/
同様のソフトとしてソフトバンク・docomoでは
http://www.jognote.com/
※ 現在携帯電話で対応しているかは不明
GPSランニングウォッチに関しては,エプソン,ガーミンなど幾つかのブランドがあり,それぞれいろいろな機能があります。
https://runnet.jp/project/shop/special/gps/201402/
まずは,携帯(スマホ含む)とGPSウォッチとの主な差を。
(携帯のメリット・GPSウォッチのデメリット)
(1)新規の道具を購入する必要がない
・携帯電話さえあれば(スマホなら,アプリをダウンロードすれば)はじめられる。料金も無料設定からあり,ちょっとした操作だけで準備はほとんど不要。GPSランニングウォッチの場合,購入するには安いものでも1万5000円程度から。ボリュームゾーンが2万円台半ばと考えると,携帯の場合,参入障壁はないに等しい。
現在スマホも携帯も持っていないという人は少数派だと思うので,走ろうと思ったときにソフトを起動すれば良いだけの人は多い。
(2)建物内やトンネル内の位置補足に秀でている
・携帯電話のGPSは通常補助的に携帯電話アンテナからの距離・位置を割り出す機能がついていて,衛星の電波が入らない建物内などでもある程度正確な位置が把握できる。ビル街の合間など衛星補足が難しい場所でも比較的早く現在位置を割り出せたりする。場合によっては室内ランニングトラックなどでも有効な場合もある(必ずとは言わない)。なお,GPSランニングウォッチでも補助器具を使えば計測可能。ただし補助器具自体がそれなりのお値段がする。
(3)機種乗り換えでも従来のソフトが使える
・GPSウォッチの場合,メーカーによって使えるソフトが違うので,乗り換える際にはそれなりの移行の手順が必要だが,携帯の場合登録機種変更してメーカーやキャリアが替わっても,引き続き同じ設定で使える可能性が高い。
(4)その他の機能も併用可
・携帯で音楽を楽しむ人も少なくないと思うが,音楽を聴きながら走ったり,ランニングで気になった風景を写真に納めるなどのちょっとした楽しみも1台でOK。ハートビートセンサーなどのの機能がある機種もあり,ランニングウォッチだとその機能が増えるだけで数千円アップする機能も最初から備わっていたりする。
(5)思い立ったときにいつでも
・携帯電話は普通,たいていの人が肌身離さず持っていると思う。そうすると,ちょっと仕事の合間に時間ができてしまってウォーキングをしようと思えばすぐにでも計測ができる。GPSランニングウォッチの場合は,趣味の問題もあるとは思うが,どれもこれもデザインがおもちゃっぽいので,とても日常…ましてや仕事では使う気になれず,出先で思い立ったとしても使えないことが多い。ただ,今後せめてG-shockレベルのデザインのものが出るようになれば,そうではなくなるかも(個人的には,G-shockのデザインもおもちゃっぽいものが多いとは思うけど,それでも今のGPSランニングウォッチよりはマシ)。
(携帯のデメリット・GPSランニングウォッチのメリット)
(1)携帯は重い
・携帯電話はそれなりの重量になり,走るときにはポケットに入れたりそれなりのバッグが必要となる(ネックストラップでぶら下げ走るのは危険なだけでなく,誤計測の元に)。私は腕に巻くアームストラップをつけてこれに入れているが,落としたりすると悲惨なことにも…。一方でランニングウォッチはその名の通り腕時計なのでその通りの使い方をすれば,特に重い持ち物は必要ない。
(2)携帯は計測精度は悪い
・機種にもよると思われるが,携帯の場合,GPSの精度が低いことがおおい。これは電池の問題もあるが,GPSウォッチでは一般的機種であれば1秒~5秒に1回GPS衛星を捕捉,計算して現在位置を割り出しているが,携帯の場合にはこの10倍程度の時間に1回しか計測しない。そうすると正確な距離が測れない場合がある。わかりやすくいうと,一つ先の角を曲がっても,場合によっては,手前の角を曲がったように計測されることがあるということ。シリアスランナーにとってはこれでは練習にならない。もっとも,私のようにダイエットのためとか,趣味でという範囲では,特にこれくらいの精度でも問題はない。
(3)電話がかかってくる
・それ自体は問題ないのだが,携帯の機種によっては電話がかかってきたり,場合によってはメールの確認が取れるとソフトが中断される場合がある。気がつけばそこでソフトを再起動すればよいが,気がつかないと全く記録が残らないまま走っていることもある。あのガッカリ感は携帯電話ならでわ。もちろんきちんとバイパスされる機種もあると思うが,私のダメでした(笑)。もちろんGPSランニングウォッチには電話はかかってこない。
(4)電池が…
・携帯電話は,日常ではもちろん携帯電話として使う。そのため,走ろうと思い立ったときに電池残量が…ということもある。もちろんこまめに充電していれば問題ないとは思うが,走るとき以外はクレードルに乗せておいていつでも充電しているというGPSランニングウォッチとは使い方が異なるので,使うときにアウトという可能性はランニングウォッチに比べて高い。
あとは,とにかく今のGPSランニングウォッチのデザインはおもちゃっぽいのが多く,とてもではないけれども社会人がスーツに合わせられるようなものはほとんど無い。
個人的にはせいぜいエプソンのSF-x10シリーズぐらいがギリギリ許容範囲。ただ,あれをスーツの下につけている人を見たら,知らない人であれば,「どうしてUFOキャッチャーでとった時計を仕事に使うのだろう?」と思うのではないか?
というわけで,どんな人にそれぞれおすすめかといえば,こんな感じになるのではないか?
■携帯・スマホGPSソフト
・ダイエット目的で走る人
・高機能万歩計程度の目的で使う人
・スーツでも歩いてダイエットの人
・はじめようとは思うけど,すぐやめちゃうかもと思う人(私がこれでしたw)
■GPSランニングウォッチ
・マラソン大会に出ることを目的として走る人
・携帯・スマホでは満足できなくなった人
・高い買い物をして,後戻りできなくしようとする決意のある人
ちなみに,2~3日に1回10キロ程度,月間100キロ~150キロ,1キロ5分半くらいのペースで走る私自身は,大会を目標としないということもあって,携帯電話のGPSソフトで十分事足りています。
ただ,来年辺り,大会に出たくなったら1本GPSランニングウォッチを買うかなぁと思っています。それまで続けばですが…。
2014年10月14日
ジョギングはじめました。
ジョギングを始めました。7月頭にスタートしたものの,すぐに左足ふくらはぎの肉離れをやってしまい,3週間の安静。8月半ばから再開して,ようやっと2ヶ月続きました。
元々,メタボ解消ではじめたのですが,走り始めると,高校生時代に陸上部(中・長距離)だったもので,血がたぎりはじめ,大学時代の友達が東京マラソンにまで出て3時間を切ったという話を聞き,すぐにテンションマックスになりました。
とはいえ,ン十年のブランクはいかんともしがたく,速く走ることは(体重の関係もあり)当面あきらめざるを得ません。ただ,ジワジワと記録(距離と速度)も伸び始めると楽しく,9月は月間100キロを超えて走ることができました。今月(10月)は,月半ばで100キロ(体重ではない)を超えてしまいそうな勢いです。
元々,一人で淡々と体を動かすことは嫌いではないのですが,最近はやりの「GPS」による距離と速度の記録の自動化で,見た目に自分の記録の伸びや走行距離が楽しめるのが励みになります。
最近は,喜々として走っているお父さん(私)を見ていて,興味を持ったのか,息子(小4)が休みの日に一緒に走ってくれたりします(その際には3~4キロ程度の短い距離を走りますがが)。
というわけで,キャンプの日記に加えて,ジョギングの話もぼちぼちとつづっていこうと思います。
ちなみに,私の走行記録に関してはこちらにありますので,Jognote会員の方はどうぞ。もちろんリンクも歓迎です。
http://www.jognote.com/users/345229
走行記録の方は↑こちらで。このブログでは専ら記録以外のいろいろを書いていこうと思います。
元々,メタボ解消ではじめたのですが,走り始めると,高校生時代に陸上部(中・長距離)だったもので,血がたぎりはじめ,大学時代の友達が東京マラソンにまで出て3時間を切ったという話を聞き,すぐにテンションマックスになりました。
とはいえ,ン十年のブランクはいかんともしがたく,速く走ることは(体重の関係もあり)当面あきらめざるを得ません。ただ,ジワジワと記録(距離と速度)も伸び始めると楽しく,9月は月間100キロを超えて走ることができました。今月(10月)は,月半ばで100キロ(体重ではない)を超えてしまいそうな勢いです。
元々,一人で淡々と体を動かすことは嫌いではないのですが,最近はやりの「GPS」による距離と速度の記録の自動化で,見た目に自分の記録の伸びや走行距離が楽しめるのが励みになります。
最近は,喜々として走っているお父さん(私)を見ていて,興味を持ったのか,息子(小4)が休みの日に一緒に走ってくれたりします(その際には3~4キロ程度の短い距離を走りますがが)。
というわけで,キャンプの日記に加えて,ジョギングの話もぼちぼちとつづっていこうと思います。
ちなみに,私の走行記録に関してはこちらにありますので,Jognote会員の方はどうぞ。もちろんリンクも歓迎です。
http://www.jognote.com/users/345229
走行記録の方は↑こちらで。このブログでは専ら記録以外のいろいろを書いていこうと思います。